『Studio 138』 第3号
|
3号表紙
|
PDF版「Studio138」誌 第3号
|
3号裏表紙
|
研究会「Studio138の」の活動の一環として年刊誌、『Studio138』第3号が2023年6月に発行されました。第2号に続き、大島徹也氏による翻訳連載、ロバート・グッドナフ 「スタジオ35での芸術家討論会ー3日目」(1950年開催、1951年出版)や、「抽象表現主義者たちの自主的集団活動 Part3—怒れる者たち」(1950年)など、1950年代アメリカの抽象表現主義の画家たちの活動について詳しく言及され、抽象画に興味を持つ現代の画家である私たちにとって、参考文献として必見です。また、研究会「Studio138」メンバー13名それぞれの制作論、美術論、詩、作品画像に加え、海外展の報告や鑑賞レポートなどが掲載されています。私自身は制作者としての常日頃の視点から執筆することを心がけ「ドローイングと絵画のあわいに」という同タイトルで、1号から3号まで掲載しています。(126ページオールカラー版)
長引くコロナ禍から収束に向かいつつある現在、しかし、ウクライナとソ連は未だ戦時下にあり、手放しでは喜べないこの1年ではありますが、Studio138研究会では、メンバー全員前向きな姿勢で美術、絵画制作に向き合い意見を交わしており、3年目を迎え研究会での座談会はますます充実してきています。コロナ収束の際にはそもそも発足時に計画していた、メンバー以外の方に研究会に聴講参加していただき意見を交換できる機会を設けたいと目下検討中です。今後の活動にどうぞご関心をお寄せくださいますようよろしくお願いいたします。
さらに充実した内容の一冊になっている、PDF版「Studio138」3号、ご自由にご覧になってください。 (PDF版 画面下をクリックすると開きます。ダウンロード可)
Studio138: 大島徹也、小川佳夫、金田実生、河名祐二、岸本吉弘、酒井香奈、小池隆英、好地匠、中小路萌美、平野泰子、森川敬三、 山口牧子、吉川民仁(敬称略)
|