『Studio 138』 第4号
|
4号表紙
|
PDF版「Studio138」誌 第4号
|
裏表紙
|
研究会「Studio138の」の活動の一環として年刊誌、『Studio138』第4号が2024年5月に発行されました。第3号に続き、大島徹也氏による「抽象表現主義者たちの自主的集団活動 Part4—ザ・クラブ」(1949〜63年頃)について、また、翻訳連載、ロバート・グッドナフ編 「スタジオ35での芸術家討論会ー3日目」(1950年4月23日)後半など、1950年代アメリカの抽象表現主義の画家たちの活動について詳しく言及され、当時の様子がリアルに伝わってきます。また、研究会「Studio138」メンバー13名それぞれの制作論、美術論、詩、作品画像に加え、海外展の報告や翻訳などが掲載されています。私自身は1~3号までの「ドローイングと絵画のあわいに」から、「Rythm of the Earth」というタイトル(テーマ)に変え、昨年発表した展覧会を省みながら現在の自作について執筆掲載しております。(116ページオールカラー版)
2021年から活動を始めた研究会Studio138の年間誌は、全員参加の中、無事に「Studio138誌 4号」まで刊行できました。神楽坂 (小川佳夫氏絵画教室)での研究会討論は、発足当時より円滑、活発になってきました。。昨年の研究会には、美術館学芸員野口玲一氏や画家小林良一氏らが参加くださり、またZOOMでの参加者も多く、絵画制作について改めて考察できる素晴らしい機会になりました。対話することで得られる気付きの大きさを今更ながら実感しております。研究会は5年間継続して解散するという予定ですので、まだあと1年あります。これまで興味を持って「studio138」誌を読んでくださった方々に感謝申し上げるとともに、5号冊子まで続けて読んでいただけましたら幸いです。
さらに充実した内容の一冊になっている、PDF版「Studio138」誌 4号、ご自由にご覧になってください。 (PDF版 画面下をクリックすると開きます。ダウンロード可)
Studio138: 大島徹也、小川佳夫、金田実生、河名祐二、岸本吉弘、酒井香奈、小池隆英、好地匠、中小路萌美、平野泰子、森川敬三、 山口牧子、吉川民仁(敬称略)
|